代表取締役社長兼CEO藤 勝行
挑戦者と共にあり続ける会社に
XLabという会社は、私が30歳の時に立ち上げた会社です。社名はGoogleの機密研究施設Google XLabにあやかっていますが、そもそもはXという文字に込められた「無限」「未知」の可能性を追い求め、研究し続けたいという願いが込められています。
未知なることに挑戦を続けるためには、優秀な人財を雇用し、育成し続けないといけません。
マーケティング会社として産声をあげた弊社は、マーケティング力を高め続ける事で自社の価値を高め、世の中に貢献していきます。そのためにも優秀な人財を雇用し、育成し続けたいと思っています。
今もチャレンジの真っ只中
私は20代で立ち上げた会社を倒産させ、経営者としての最大の失敗を犯してしまいました。その中で失ったものは数え切れないほどありますが、唯一残った無形資産が3つあります。それは「希望」と「失敗経験」と「それでも応援してくれる方々」です。
希望とは、倒産を経験した自分だからこそ社会の役に立てるのではないか?と、(後々になってですが)考えられたこと。今でもその気持ちを強く持ち続けています。希望は人を強くします。
失敗経験とは、自分がなぜ失敗したのかを深く内省する事が出来ました。この経験は自分の成長のためにも本当に大きなターニングポイントでした。この経験から、謙虚な気持ちを忘れてはいけないと思いっています。
応援してくれる方々も居ました。「もう一度会社を立ち上げたら何でも商品を持っておいで。藤君の立ち上げた会社の商品なら何でも買ってあげるから。」と、当時のお客さんから突然の電話がかかってきました。その時に私はコンビニの前を歩いていましたが、その電話を切った瞬間、ひと目もはばからずに泣きました。有難さと自らへの情けなさで。
私の資産は無くなったどころか大きなマイナスからのスタートでしたが、その後に残った上記の3つの無形の資産はどれだけの価値があるでしょうか。
一般的な資産としての価値は無いかも知れません。しかし、私にとっては計り知れない勇気をくれた掛け替えのない大事なものばかりです。
私はこの会社で、大事な無形なものの価値を証明するためにもチャレンジを続けていきます。
挑戦者を応援する会社を創る
幸いにも、この会社は沢山の人に恵まれました。時流に乗ったデジタルマーケティングを主とした会社を立ち上げて良かったと、日々感じています。
沢山の人に応援して頂いて今がありますので、次は私たちの番です。挑戦している方を応援することで、私たちも共に成長します。挑戦を続けるクライアントの方々、一緒に働くメンバーが、社会をより良くしようとするのなら、私たちもその夢を応援したい。
マーケティングには人を応援する力があります。
これからもマーケティングの力を信じて、挑戦者と共に在り続けます。